インタビュー

今年のバレンタイン、ホワイトデーはプラスワンで世界の子どもたちに寄付?【 国境なき子どもたち】

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2月といえば14日のバレンタインですね!
恋人、友だち、同僚、または自分用にチョコレートを贈るという方もいらっしゃると思います。
デパートに行くとインスタ映えするチョコレートがたくさんありわくわくしますね。

大切な人、いつもお世話になっている人にチョコレートを贈るこの季節、
いつもより1つ多くチョコレートを買うつもりで、アジアの子どもたちをちょっとサポートしてみませんか?

バレンタインデーを機に気軽に寄付をしてみよう、というバレンタイン&ホワイトデー「+1」キャンペーンを実施されている、国境なき子どもたち(KnK)の松浦さんにお話を伺ってきました。

 

国境なき子どもたち(KnK)とは

国境なき子どもたちは、1997年に日本で設立された国際協力NGOです。

団体の起源は、元事務局長ドミニクレギュイエさんが国境なき医師団日本で始めた活動、「子どもレポーター」(現在の「友情のレポーター」の前身)です。

国境なき医師団の日本支部が設立された1992年当時、日本人にとって海外への支援が親しみやすいものではなく活動が浸透しづらい状況でした。

そこで、まずは、現地の状況を知ってもらおうという目的から、子どもたち(11~16歳)が現地(当時は国境なき医師団が活動していた医療現場)にいき、取材し、日本で発表する「子どもレポーター」が始まりました。

「子どもレポーター」で子どもたち(11~16歳)が医療現場を取材する中で、医療現場以外の場所で、レポーターを務める子どもたちが目にしたのは、同年代の子どもたちがストリートチルドレンとして生活している状況でした。

そのような状況を子どもたちが知る中で医療現場以外にも支援の必要性を感じ、レポーターの活動を軸に1997年「国境なき子どもたち」が設立されました。

主な活動

アジアを中心に子どもたちが置かれた状況の改善を目指し、支援活動をしています。
お話を伺って印象的だったのが情操教育をすごく大切にしている点と、上記の「友情のレポーター」です。

まず情操教育については、音楽、図工の授業やワークショップを通して協調性や自己表現力を培っているようです。
いただいた活動報告書でも現地の子どもたちが、将来の夢を語っている姿、カウンセラーに出会って自分の気持ちを素直に話せるようになった姿が紹介されていました。

2点目の「友情のレポーター」については、「共に成長するために」という理念が最も反映されていると感じました。
現地に行った子どもたちが自ら取材をし、帰国後、自分たちの言葉で発表をすることで現地の情報を知り、発信する側として世界を変えていく存在になっていくのだということが印象に残りました。

「友情のレポーター」として過去に派遣された方の中には、フォトジャーナリストの安田 菜津紀さんなどNGO関連、ジャーナリストとして活躍されている方もいらっしゃいます。

「友情のレポーター」は公募から選定するかたちで、1年に2~4名が選定されるのですが、選定されなかった子どもたちも、選ばれた子どもたちの現地レポートを聞くことで、途上国の同世代の子どもたちに興味を持つようになることが多いようです。

 現状の課題

子どもの頃知っていたら行きたかったな、と思ってしまう「友情のレポーター」なのですが、資金不足や国際情勢で実施ができない年もあるようです。家庭の経済事情に左右されず応募してもらえるよう、渡航費を含む、取材にかかる費用は国境なき子どもたちが負担します。そのため、資金の集まりによって実施の可否が決まってしまいます。

「友情のレポーター」以外の各国の教育支援を途切れさせないためにも、マンスリーサポーターを増やし、安定した活動を実施できる体制をつくることが課題とのことです。

バレンタイン&ホワイトデー「+1」キャンペーン

サポーターを増やしたい、そのためにまずは気軽に寄付を体験して欲しいという思いから
今回のバレンタイン&ホワイトデー「+1」キャンペーンは始まりました。

2017年12月の㈱明治(meiji)調査では、今年の本命チョコ平均予算は2,392円。ほぼ同額の2,500円で、バングラデシュのストリートチルドレン20人に朝食と昼食を提供できるのだそうです。20人とは驚きです…

ちなみに、本キャンペーンのサポート対象の地域とは異なりますが左側がシリア難民の子どもたちの軽食サンプル(100円)

たったの100円でこんな軽食を提供できるんですね。

本キャンペーンの寄付金はバングラデシュの首都ダッカの「ほほえみドロップインセンター」の運営費に充てられます。

「ほほえみドロップインセンター」では、ストリートチルドレンや極貧層の子どもたちに食事、教育の提供やけがや病気の治療、カウンセリングなどを行っており、安全に暮らしていくためのライフスキルトレーニングにも注力しています。

今回の寄付では、子どもたちにメッセージを届けられるようです。寄付金だけでなく思いも一緒に届けられるのはうれしいですね!

また、寄付へのサンクスレターとして「ほほえみドロップインセンター」で暮らす子どもたちの動画が届けられる予定だそうです。
自分がサポートした子どもたちの暮らしが見られるのはさらにうれしいですよね!

 

5_今後の展開

今後の展開としては、サポーターを増やして今の活動を続けていきつつ、「共に成長するために」という理念のもと、日本の子どもたちに現地の状況を発信する機会を増やしていきたいとのお話でした。

「友情のレポーター」の発表会とはちょっと違った切り口の、子どもたちが気軽に楽しみながら参加できるものを企画したいとのことです。楽しみですね!

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