ツール/サービス紹介

NPOのマーケティングを助ける!無償で使えるBIツールTableau(タブロー)

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IT技術が発展するに従い、データを貯蓄し分析することが可能となりました。
訪問数や滞在時間、行動フローのようなwebサイト上でのユーザーの動きや、web広告のパフォーマンス、登録した会員や寄付をしてくれた支援者の個人データなど、その種類はさまざまで膨大です。
そこで今、NPO団体にはデータを分析する力が求められています
しかし人力のみでデータを正しく分析し、分かりやすくまとめることは、データ量が増えるに従って煩雑になってきました。

そこで活用したいのがビジネスインテリジェンスツール(BIツール)です。
BIツールは膨大なデータを分析し、その結果を分かりやすく可視化できるツールです。

今回はNPO向けに無償提供されているBIツール、『Tableau(タブロー)』についてご紹介します。

 

BIツール、Tableau(タブロー)とは

Tableau(タブロー)は膨大なデータを分析するビジネスインテリジェンスツール(BIツール)の1種です。
Tableau(タブロー)の特徴として、

  • プログラムなどの知識がなくても、簡単に誰でも利用できる直感的な操作性
  • データを地図や様々なタイプのグラフに視覚化が可能
  • ビッグデータ、SQLデータベース、スプレッドシート、Googleアナリティクスなど様々なデータに接続が可能
  • 一度に複数の視覚エフェクトを同時にダッシュボードに表示させることができ、複数データを同時に比較、分析が行える

などがあります。
公式動画が公開されており、英語なので内容が聞き取りにくいかもしれませんが、動画をみればその操作性の高さについては伝わるかと思います。

1つのグラフから生まれた疑問を解決するために、即座に別のデータをビジュアライズ化して比較することも可能です。

 

NPOがTableau(タブロー)を利用するメリットとは

Tableau(タブロー)を利用することで、

  • レポート作成時間および工数を削減できる
  • 支援者や資金提供団体に対してデータを分かりやすく伝えることができる
  • データ分析によりマーケティングキャンペーンやファンドレイジングをより効率化できる
  • 複数のデータソースを繋ぎ合わせて詳細な分析が可能
  • プログラムやデータ構造に関する専門知識のない職員でも分析が可能になる

などのメリットがあります。

Tableau(タブロー)は現在5タイプの製品を提供しており、NPO向けの提供プランでは無償でTableau Desktopがフルバージョンで提供されています。
通常では10万円/年ほどの費用が掛かってしまうツールを無償で利用することができるのです。
※Tableau(タブロー)自体は無償提供されますが、TechSoupでの申請時に別途手数料が発生します。

Tableau Desktopは、すでに世界50,000社以上が利用しているツールです。
NPO団体に関しては、すでに数千団体に提供されています。

Tableau(タブロー)NPO向けページ

NPO向けのTableau(タブロー)は、1ユーザーあたり2つのデバイスまでインストールが可能で、2年間の有効期限となります。2年ごとに更新が可能で、更新しなければ無効となります。

 

Tebleau Desktopを利用するには

Tebleau Desktopの無償提供を受けるには下記の4つの条件を満たさなければなりません。

  • Tableau(タブロー)の指定した国で正式に認識された非営利団体であること
    tableauのNPO申し込みページ下部、『1.Select your country』で選択できる国
    ※2017年8月29日現在、日本は上記の国に含まれています
  • 年間の活動予算が500万ドル(または現地通貨での同等額)以下であること
  • 学校、大学、教育団体、相互組織、医療団体、政府機関ではないこと
  • 普及活動のみのために組織された宗教団体ではないこと

NPO向けの申し込みページ下部で、国を選び、「2.Click the button below」のボタンをクリックするとTechSoupにページが遷移するので、寄贈申請を行いましょう。

※国を選択する際に、一度Japanを選択した後にUnited Statesに戻ることがありますが、再度Japanを選択すれば、日本用に切り替わります。
※TechSoupの登録方法については、『Google Ad Grants(グーグルアドグランツ)のアカウント開設の流れの2章TechSoupにて「アカウント作成」』をご覧ください。

寄贈申請が承認されれば、TechSoupから登録Eメールアドレス宛に、Tableau(タブロー)ソフトウェアの取得方法およびアクティブ化の手順を記載したメールが届きます。

 

データ公開がOKであれば完全無料のTableau Publicも利用可能

前項でご紹介した提供条件をクリアしていない団体でも、データの公開をしても良いのであれば、完全無料のTableau Publicが利用できます。

Tableau Public

Tableau Publicは、NPO団体、企業、個人ブロガーなどユーザーを問わず、データを世界に公開するかわりに無料で利用することができます
すでにTableau Publicを利用しているNPO団体のデータを見ることもできます。
NPO提供版のTebleau Desktop、Tableau Publicを利用する前に参考として見てみれば、Tableau(タブロー)の使い方をイメージしやすくなるでしょう。

 

Tableau(タブロー)を使って、“伝わる”データに変えましょう

支援者を獲得するにしても、団体内での決定を行うにしても、データを元にしたメッセージが必要です。
しかし数字や文字だけでは伝えたくても伝わらない部分もあるでしょう。
是非ともTableau(タブロー)を使って、データを“伝わる”形に変えてから相手に見せてみましょう。
相手の反応が変わるかもしれません。

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