基礎知識

Ad Grantsが大きくポリシー変更?!認知目的から、コンバージョン目的へ【2018年1月~】

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2018/1/1にGoogle Ad Grantsプログラムポリシーが変更されました。
今回はその変更点をまとめました。

Google Ad Grantsとは?

GoogleがNPO法人向けに提供する『Google for Nonprofits』の1つに、『Google Ad Grants(グーグルアドグランツ)』があります。
毎月10,000米ドル、日本円でおよそ100万円分の広告を無償で掲載できます。

広告は検索語句に対して配信することができます。
例えば『寄附』と検索された場合に広告が掲載されるように設定することができるので、寄附に興味のある検索ユーザーや、寄附先を探している検索ユーザーに広告を配信することができます。

これらのユーザーは、『寄附』で検索しないユーザーに比べて、『寄附』に対する関心が高く、NPO法人の支援者になりうるユーザーと考えられます。
このように支援者になりうるユーザーに対してアプローチをすることで、寄附金の募集をはじめ、ボランティアの募集、NPO法人の認知度の向上などに役立てることができます。

ポリシー変更前の運用の鉄板パターン

Google Ad Grantsでのアカウントは、通常の企業が使用するアドワーズのアカウントにはないルールがあります。
Google Ad Grantsの運用ルールとして、

・日間予算:329米ドル
・上限クリック単価:2米ドル
・広告は検索連動型広告にのみ掲載されます。有料掲載の広告の下が掲載位置です。

とあります。

表示順位となる広告ランクは、入札するクリック単価と品質ランクで決まりますが、『寄附』などのビックキーワードは、2米ドル以上で設定している大手NGOなどが上位に表示され、Google Ad Grantsでは、広告が表示されにくくなっています。

よって、『寄附』単体ではなく、『寄附 こども貧困』や『寄附 教育支援 カンボジア』2語や3語での掛け合わせするテールワードでの設定し、広告表示させ、流入を狙う必要があります。

ただこちらの場合、検索ボリュームが圧倒的に少なくなるので、広告が表示される回数も少ないので、寄付などの支援系のワードだけでなく、設定している社会課題や、ターゲットとする人や国などから、想像できるキーワードをとにかく沢山設定する必要があります。

Google Ad Grantsでの月間1万ドルを無駄なく使いたいというモチベーションが強く、運用方針も『流入の最大化』となり、知ってもらえれば良い!、認知を広げたい!と、5,000、10,000とキーワードを広げていくことになります。

2018年1月1日より大きくポリシー変更?何が変わったの?

さてここからは2018年1月1日から始まるポリシー変更についてです。
まず内容に更新があったポリシーは下記となっております。
・利用規約
・非営利キャンペーンに関するポリシー
・ウェブサイトに関するポリシー
・アカウント管理に関するポリシー
・以前の GrantsPro ポリシーを廃止

上記だけではなく、上限クリック単価に関する表記もあり、
「コンバージョン数の最大化」に設定している場合、$2.00 USD入札単価を引き上げ
とあります。

▼主な変更点はこちら
①キーワード
下記のキーワードは使用不可・所有していないブランドの名前、新聞やその他の団体の名前
1 語のキーワード(団体の所有するブランド名、病名、例外を除く) 
・ごく一般的なキーワード(「無料動画」、「電子書籍」、「今日のニュース」、「簡単なヨガ」、「ゲームのダウンロード」、「求人通知」、地名、歴史上の出来事や人名など)
品質スコアが 2 以下のキーワード

②アカウント管理
・1キャンペーン内に有効な広告グループが最低2つ必要
・1キャンペーン内に関連性の高いキーワードと有効な2種類のテキスト広告
サイトリンク表示オプションが最低2つ設定

③掲載結果
・Ad Grantsアカウントは、毎月のクリック率(CTR)を 5% で維持する必要がある
・クリック率(CTR)の基準が2ヶ月連続で満たせなかったらアカウント停止

④ウェブサイト
・寄付決済プラットフォームの団体が保有していないドメインは承認を受けていれば使用可能
・ウェブサイトの中に、コンサルティング後やサービス受給後、商品購入後の成果を約束するような表現はNG
・営利活動が主たる目的であるウェブサイトは登録できない。製品やサービスの販売、コンサルティング、見込み顧客の発掘、紹介などは営利活動と見なされる。(※営利活動が団体の主たる活動に付随するものであることを実証できていればOK)
・サービスに料金を請求する団体の場合、年次報告書を開示するなど会計情報をウェブサイトで公開する必要がある。

<Google Ad Grants プログラム ポリシー>
https://support.google.com/grants/topic/3500093?hl=ja&ref_topic=3500091

ポリシー変更による運用方針への影響

上記に羅列したように、大きくポリシーが変更されております。
特にインパクトが大きいのは

ポジティブなもの
・(設定次第で)上限クリック単価の引き上げ
・寄付決済プラットフォームなど団体が保持しないドメインも承認があれば使用可能

ネガティブなもの
・使用できるキーワードの制限
・平均クリック率(CTR)を5%を維持の必要性

かと思われます。

上記から伺えるように、Google Ad Grantsの運用方針は、潜在的なユーザーへのアプローチから、より顕在的なユーザーへのアプローチとなり、『潜在層向けの認知目的』であったものから、より『顕在層向けのコンバージョン目的』になったのかと考えられます。

顕在層向け、準顕在層向け、潜在層向けと、それぞれの層向けにキーワード、広告文、狙っているコンバージョンを揃えて、戦略を立てて運用する必要性が増したといえます。

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具体的な対策方法については、別記事にてキーワード編アカウント構造編、クリック率(CTR)向上編 に分けてそれぞれで紹介していきます。

 

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