NPO団体紹介

がんに向き合う人が自らの意思で治療をできる世の中に【キャンサーネットジャパン】

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がんと聞くと皆さんはどういった印象を抱きますか?
自分とはなじみのないものという印象を抱く方もいらっしゃると思います。また、怖いものというイメージを持つ方も少なくないのではないでしょうか?

がんに関して様々なイメージがある中で「正しい情報」を届け、がんに向き合う人が自らの意思で治療をできる世の中にするための活動をしている団体を取材しました。

キャンサーネットジャパンについて

キャンサーネットジャパンは、がん患者が本人の意思に基づき、治療に臨むことができるよう、科学的根拠に基づく情報発信を行っているNPO法人です。

海外では、治療法やがん経験者の話などの情報が積極的に発信されていることもおおいようなのですが日本ではそういった情報がなかなか患者の目に入らない状況のようです。

また、2016年にWELQの件でニュースにもなったように科学的根拠に基づかない情報が出回ってしまうことも多々あります。
そういった日本の状況を解決するために全国での講演会や冊子の配布、動画の配信を行っています。

冊子は病院などに置いてあり、私も見たことがあります。
がん宣告をされて不安に感じている方にすぐに手にとっていただくことで、少しでも安心してもらうこと、正しい情報を知ってもらうことを目的にしているそうです。
治療のことだけでなく、生活についての情報もあり、がんとどう付き合っていくかを考えるきっかけになりそうです。

がんと宣告されると目の前が真っ暗になるという話も聞くのですが、こういった冊子が手に取りやすい場所にあると、一人ではない、病気と向き合おう という気持ちになる方もいらっしゃいそうですね。

また、情報を知っているだけで治療への向き合いかたは大きく変わってくるという木原さんのお話が印象的でした。
患者本人だけでなく、家族の方にも正しい情報を知ってもらい患者をサポートしていけるようにしたいとのことです。

現状の課題

1番の課題は、まだ講演会をできていない地域があることです。
講演会に来られない方向けに動画の配信も行っているのですが、高齢者の方は動画webになじみのない方も多いため、まずはできるだけ多くの場所で講演会を行い情報をたくさんの方に届けたいとのことでした。

がんを経験された方の中にはご自身の経験を伝えたいという方も多いようでそういった方に体験談を発信する場所も増やしていきたいとのことです。

ジャパンキャンサーフォーラムという、がんを「知り」、「学ぶ」、「集う」がん患者さんやご家族のための日本最大級のがんフォーラムも開催しており、がんについての正しい情報を得られるだけでなく、がんと向き合う方が情報交換をし、交流する場になっているようです。2018年も8月11日、12日に開催される予定です。

ジャパンキャンサーフォーラム

今後について

今後はがんに関わる方に正しい情報を届けることはもちろん、今はがんと直接関わりのない方にもがんについて知ってもらいたいとのことでした。
がん患者、がん経験者がいない会社はこの先なくなることが予想され、患者本人以外もがんとどう付き合うかについてみんなが考える必要が出てきます。

がんが身近な存在になったとき、すぐに手にできる場所に正しい情報を出しておくこと、事前に興味を持ってもらうこともしていきたいとのお話でした。

よく考えると身近にがんを経験した人はいるのに、「がん」と聞くとすごく怖いものだったり、遠いものだったりという印象があるなとお話を聞きながら感じました。
がんというものをまず知るきっかけを私も含めてたくさんの方に持ってほしいなと感じました。

木原さん、ありがとうございました。

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